建築再生日記

建築を見たり読んだり聞いたりして、考えたことを記録するメモ帳

このブログについて

こんにちは。

 

都内で建築の設計をしています。このブログでは自分なりに建築を見たり読んだり体験した経験を文章化する場所にしたいと思っています。

もともと別のブログを書いており、そこでは自分の実践を(どちらかというと実務よりの目線で)分かりやすく伝えることを目的としていました。そのブログを書く作業を通して、自分の思考を文章化する作業は、思考力そのものをも鍛えることができると実感しました。

思考を自分の外に投げ出すことで思考そのものをブラッシュアップするという作業は、建築の設計でも似ているかも知れません。頭の中でイメージしたプランを図面や模型にすることで案が相対化され外から眺めることができるように、文章化することで頭の中に浮かんだ考えを客観視できるようになるようだ、ということがようやく分かってきました。

また、ブログを書くことで、脊髄反射的な行為ではないまとまった思考の機会を自分に与えられることができたら、とも思っています。さらに、それを文章化して残すことで、自分なりに「残す文章(化された思考)」を積み上げていけたら良いなと思っています。

そんなことを考えるようになったのも、抽象的な思考をまとった建築を作りたいと思うようになった(というよりはそのことにやっと気がついた)からです。自分なりに建築を批評して文章化することで、批評しうる建築を作れたらなと思っています。

 

それでは今日はこの辺で。