建築再生日記

建築を見たり読んだり聞いたりして、考えたことを記録するメモ帳

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

進化する箱/難波和彦

一貫して<箱の家>シリーズを生み出し続けている難波和彦による、自身の歩みをまとめた書籍。 難波さんと言えば<箱の家>である。<箱の家>と言えば難波さんである。これまで150件もの住宅をつくりながら、住宅作家というイメージがないことが不思議だっ…

新建築19年11月号

住宅特集2019年11月号を読みました。 もっとも共感できるのは(そして今月号の編集の通奏低音となっているのは)メタデザインの思考と題された巻頭論壇である。 論旨をひとことで言えば「これからの作り手はユーザーに寄り添って作り続けていく存在になるよ…

新建築19年12月号

住宅特集2019年12月号を読みました。 巻頭論壇:都市をつくる 渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟) 今月号はこの2つが全てと言っても良いのではなかろうか。 次の時代に生き残る都市として渋谷をアップデートさせる試み。具体的な方法論として谷を複層の…

住宅論/篠原一男

篠原一男と言えばシノハラスクールという言葉に表される抽象的な作風が特徴的である(と例えば「現代建築史/ケネス・フランプトン」などに書いてある)。 伊東さんは色んな所で篠原さんの抽象的な空間への憧れを書いているし、安藤さんのあの抽象的な空間は…

建築と断絶/Bチュミ

本書の内容をひとことで言えば「建築の形と機能に関係なんて無い」ということになろう。 形態は機能に従うのではなく、形態と機能は断絶している。 この考えはレムの「錯乱のニューヨーク」や青木淳の「はらっぱと遊園地」でも主張されている。磯崎新の「プ…

錯乱のニューヨーク

OMA

錯乱のニューヨークを読みました。 錯乱のニューヨーク たぶん本書を初めて手に取ったのは学部生の頃、先輩に教えてもらった時だと思う。パラパラとページをめくっては「これは今の自分には到底読み込めない」と図書館の書棚に戻した記憶がある。 いま自分の…

住宅特集2020年1月号

住宅特集2020年1月号を読みました。 巻頭論文・X_青木淳 麦藁ハット_RUI Architects+西澤徹夫建築事務所 和泉の家_下川徹 安中の家_植木幹也+進士茶織/スタジオシナプス 金沢の家_中西昭太建築事務所 New Kyoto town house 4_竹口健太郎+山本麻子…

住宅特集2019年12月号

住宅特集2019年12月号を読みました。 今月号は「これからの間取り」という特集です。 住宅でなく別荘だからこそ出来ることに挑戦するとか、別荘から現代の住宅を考えるなどが必要なのだと思う。また、ネットで世界中が繋がった現代では完全な非日常というの…